宇宙からのシグナルを遺跡や廃墟となった宗教建築の空間で発光させる。これらの空間は天と地を精神的に繋げる為に様々な工夫が成されている。この力を借りて、民族の感性を超えた普遍的な意識を、多くの人々の深層から呼び起こす事ができないだろうかと考えている。
これはヨーロッパの歴史の中でしばしば対峙してきたアートと宗教と自然科学を融合させる試みである。またヨーロッパ文化圏の外からと言うよりも地球外からの視座に立った提案である事を主張したい。
W6000×H2400×D50
シンチレーション検知器、光電子倍増管、LED
“Es ward Licht”展 マルクト教会他 ハノーバー
2005.5.22〜6.26