埼玉県立近代美術館ライトアップ

文化の発祥地である美術館を、光で象徴化した。
黒川紀章設計のコンクリート梁が交錯するエントランスに、光源を外へ向け、アゲインストの鋭い光を空に立ち上げた。建築の前にある樹立がフィルターとなり、バックライトによるシルエットと緑の透過光を拡散させた。

2kwHMI×6台、2kwクセノンサーチライト×2台使用

photo by Min Pyonkun

埼玉近代美術館(埼玉)

アートタワー水戸 ライトアッププログラム

2016〜

水戸芸術館は ATMコンサートホール、現代芸術美術館、ACM劇場で構成されており、1990年に磯崎新によって建設された。芸術館館長は指揮者の小澤征爾。年間を通して 11の照明プログラムが用意されている。コンサート では、拍手の盛大さにより光のシーンが変化する。

森・光・水

森のはこ舟アートプロジェクト 主催:福島県

会津三島町  2016〜2017

マイクロ水力発電、チェルペ素子熱発電エネルギーによる光の展覧会

会津三島自然エネルギー研究会+筑波大学芸術専門学群

平山素子の舞台美術と衣装

平山素子ソロプロジェクト「After the lunar eclipse/月食のあと」リ・クリエイション」

LED   宇宙線検知システム  マイコンなど使用

世田谷パブリックシアター 
兵庫県立文化センター 2010年
愛知県芸術劇場小ホール  2011年

“Light Odyssey Cosmos, Earth and Human Heritage”展

「光のオデッセイア展」 “ヨルダンと筑波大学学生による光の展覧会“がアンマン郊外のJERASH遺跡で開催された。これは筑波大学とヨルダン国立ヤルムーク大学の国際交流展で、“争いの絶えない人類史を遺跡の中に見つめ、両国の若者達が未来に希望の光を投げかける。”と言う主旨の下、両国22人の学生達が参加した。ライトアップされた135mの遺跡を舞台に40点を越える光の造形作品が展示された。日本の学生作品はカウンターパートナーの学生によって組立てられ、現場に設置された。インターネットによる双方向TV会議とメールで事前にコミュニケーションをとりながらのコラボレーションワークとなった。オープニングには200人が集い、新しい通信ツールとメディアを使った、このような創造的な国際交流が今後増々広がる事を望まれる。JAICA主催 日本•ヨルダン国交30周年記念 ライトアートイベント
ヨルダン JERASH遺跡 2004.9.3〜9.8

Cubic Gate

321個のLEDが着いたオブジェをかぶり、クリスマスから正月にかけての光のイベント期間にパフォーマンスを行った。このオブジェは一辺2,4mのキューブゲートの中に納まり、パフォーマンス以外の日も市民の目を楽しませた。
イルミネーションが動き出して街中に広がり市民とのコミュニケーションを図りながらメッセージを伝える新しい試みである。

主催:川崎市経済局
企画・制作:武蔵野美術大学、3年逢坂ゼミ
協賛:コマデン株式会社、株式会社ゆん美工、日亜化学工業株式会社

2002/11/30~2003/1/5 Fantasy Night Kawasaki 2002

ISSEY MIYAKE

L’EAU D’ ISSEY (イッセイの水)
男性用パヒューム国内展示会

流れ… 水… 光… 風… 香り…

20mのスチールの箱に窓を20個開け、香水のボトルを置いて窓からの内照(FL)と上からの光(ハロゲンスポット)で1つ1つをあてていった。
ベースライトは床と壁へのソースフォーの木もれ陽。太陽の移動とともに、午前中から夕刻にかけて光が微妙に変わり、光の流れを軸として、人の流れ、香りの流れが豊かな会場を作り上げた。

1995 ロー・ド・イッセイ展示会(TNプローブ)

The lighting plan of Tateyama Museum

六角鬼丈設計の立山博物館は、山岳信仰の天界と地界をテーマとしている。
その世界を展示物で見せるのではなく、空間と光と音と香りにより、来館客の心に語りかけようとする新しいスタイルの博物館である。照明は全てプログラムされ、あらゆる光源が使用されている。

写真上:天界・奏楽洞
写真左:天界・天卵宮
写真右:天卵宮内


立山博物館(富山、立山)